月面の屋外

月では、急に曲がりにくい?

足の踏ん張りと走る速さが、曲がる道の大きさを決めます。

月では、急に曲がりにくい?の説明図

摩擦と方向転換
月面の屋外

どんなしくみ?

まっすぐ進む体の向きを変えるには、曲がる側へ横向きの力が要ります。地面に足がついているときは、靴と地面の摩擦がその力を支えます。月では重さが小さくなりますが、体そのものの質量は変わりません。足を押しつける力も重さに合わせて小さくなると考えると、同じ速さでは地球より大回りになります。だから、走ったまま急に曲がろうとすると、外へすべることがあるのです。

ここを覚えておこうゆっくり進めば、小回りしやすくなります。月の地面にも摩擦があり、いつまでも回り続けたり、止まった相手を絶対に捕まえられなくなったりするわけではありません。
もう少し詳しく読む

水平な地面で、足を押しつける力を重さmgとし、摩擦が曲がるための力を支えるモデルでは、最小旋回半径は r = v²/(μg) です。速さvと摩擦係数μが同じなら、月での半径は地球の約6倍。速さを半分にすると、このモデルでは半径は4分の1です。例として秒速2m、μ = 0.6なら、地球で約0.68m、月で約4.1mになります。0.6は仮定で、月の土と靴の測定値ではありません。実際の足への力は蹴り方や着地で変わります。比較図と漫画の花びらは考え方を伝える模式表現で、測定した軌跡ではありません。

参考にした資料

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